合成皮革ソファー10年後の末路 ~ニトリ 3人用電動テーブル付きリクライニングソファー~
ポリウレタンの劣化
ニトリで購入した「3人用電動テーブル付きリクライニングソファ」
アイボリーホワイトで高級感もあり少し奮発して購入。


2009年当時の購入価格は 59,900円。2024年現在の価格は129,900円! 物価上昇を痛感する・・
購入後10年で突然、写真のように表面がぼろぼろと日焼けした皮のように剥け始めた。

今では座る度に、着衣に合成皮革が付着するようになった。
現在の商品はNSクリーン ピュールNN WHとなっており、10年間の耐久性をうたっているが、どうなのでしょう?

ニトリのホームページにはメンテナンスについて以下の記載がありました。
“①合成皮革とは フェイクレザーとも言い、基布に合成樹脂(ポリウレタン:PUや塩化ビニル樹脂:PVC等)を付着させて、天然の皮革の風合いに加工されたものです。 一般的に性質が均一で価格や、お手入れが楽なことなど天然の皮革に対して有利な点がある一方、天然皮革の手入れを行いながら使った場合に比べて耐久性や天然の皮革が持つ独特の風合いという点では劣ります。 耐用年数は使用頻度、使用環境等で大きくことなりますので一概には言えませんが弊社のソファには基本的に5年保証を付けさせていただいています。(一部除外あり) しかしながら合成皮革は劣化するものであり、これを遅らせることはできても無くすことはできません。” https://www.pa-solution.net/as/scope3/nitori/web/Detail.aspx?id=216
確かに10年はうたっているが、5年もてばよいということか・・・
“②劣化予防方法 ソファで最初に傷むのは張り地です。どうしてもお部屋のレイアウト等によりいつも座る場所が同じになりがちです。 座った時の引っ張れられる力や衣服との摩擦、体が触れることでの汚れ(皮脂や整髪料、毛染め剤等もあり)などの影響で使用頻度が高い部位から劣化しやすくなります。 これらを防ぐには、 ・偏った位置での使用を避けてなるべく均等に座る。(使用頻度を一定に) ・きれいな状態を保つ。 ・汗、油分、水分、整髪料、毛染め剤、ペットのおしっこ等の付着を極力さける。 ・紫外線が当りやすい場所、温度、湿度変化の激しい場所への設置(エアコン、暖房が直接当る等)をさける。 合成皮革は劣化すると表面がボロボロになり、剥がれてきます。こうなると進行を止めることはできず、ソファカバーなどを利用し劣化した部分を覆うか、高額な職人の手作業による生地の張替えをするしか対応策はありません。” https://www.pa-solution.net/as/scope3/nitori/web/Detail.aspx?id=216
基本メンテナンスフリーどころか、もろにエアコンの風が当たってました(汗)。
補修シートで応急処置
Amazonでみつけた「Sweet+ レザーシール」


10枚入りで1,620円。結構なお値段だがモノは試しに買ってみました。

10枚全部貼ったのが、上の写真。
う~~ん・・・
商品説明の2枚目の色が実物に近い。アイボリーホワイトの生地に貼ると、色が浮いているし、厚みも結構あり明らかに補修してます感が・・・
ガムテープよりはマシという評価。
とりあえず、着衣に合成皮革が付着しなくなっただけでも良しとするか。