車中泊やアウトドアを満喫するため、人生で初めて購入した軽自動車であるジムニー。

喜び勇んで車中泊した日が、大粒の雨。

雨音のあまりのうるささにほとんど眠れませんでした。

これでは車中泊はできないと考え、ネットで検索すると、デッドニングシートと断熱材を天井に貼り付ける動画や記事が多数あることが分かりました。

大変そうだけど、頑張れば一人でも出来そう・・・でも暑い日に１日でやるのはちょっと勘弁してほしい・・・

 

そこで有給休暇を１日取得し、その前日に運転に支障を来さない部品は外しておく作戦としました。

前日の作業

アシストレバーの取外し

内張り剥しを使って、運転席側アシストレバーのホールカバーを外します。

助手席側のアシストレバーの固定ボルトをプラスドライバーで外します。

 

マップライト（ルームライト）取外し

マップライトカバーは写真のように前後から挟むように力をかけるとこで爪がゆるみカバーが外れました。

マップライトユニットは写真のネジをプラスドライバーで外した後、電球のカプラを外すことで取り外せました。

サンバイザー取外し

当日の作業

天井内張剥がし

翌日の昼過ぎから、日陰に車を移動し作業に入りました。

 

最初に青矢印の方向にピラーカバーを内張外しで外し、次に赤矢印の方向に窓枠のゴムパッキンを外したのちに、天井内張を力いっぱい押し下げました。途中折り目が入ったものの気にせず天井の接着剤部分は内張剥がしを挿入し少し剥がしたのち、ベリベリと下方向に牽引し、何とか一人で作業できました。

外れた天井内張。

接着剤を内張剥がしである程度剥がしたのち、制振シート貼付に入りました。

制振材貼付

NITTO ニットー レジェトレックスD300-N ポイント制振材 1.5mmx50mmx100mm 【be on sound】車 防音 デッドニング 日東電工

30枚 日東電工 レジェトレックスD300-N 制振材 （4角R・４辺圧縮加工）1.5mmx50mmx100mm 100/70/50/30枚各種

・今までの長方形から4角をR（ラウンド）加工し、変形しにくくしました。・また外周につぶし加工を入れ剥離紙をはがしやすくしています。 ・レジェトレックスD300-Nを打ち抜いたものです。 ・簡易パッケージでお手頃価格を実現しました。 ・抜き型を使い機械抜きしていますが多少のブチル部分のはみだしなどは発生いたします。 ・この制振シートは、制動制振効果が高く、ビビり音や共振を抑えることができます。

写真のよう、真ん中のしきりより後部に19枚、前方に21枚、均等に貼付してみました。

断熱マット貼付

車用断熱マット 140×100CM 断熱マット ドア断熱 アルミ箔 フォーム シルバー 熱反射 吸音 エンジン用 遮音材料 断熱 防音材料（厚さ7mm）

車用断熱マット 140×100CM 断熱マット ドア断熱 アルミ箔 フォーム シルバー 熱反射 吸音 エンジン用 遮音材料 断熱 防音材料（厚さ10mm）

車用断熱マット 140×100CM 断熱マット ドア断熱 アルミ箔 フォーム シルバー 熱反射 吸音 エンジン用 遮音材料 断熱 防音材料（厚さ10mm）

断熱材は半分に分け、前方からすこしずつ裏紙をはがしながら貼付することで綺麗に貼れました。

内張を元に戻して完成。ただし、内張の穴の位置と車体の穴の位置が微妙にずれてしまいましたが、無理やり穴にビスを叩きこんで完成。

ついでにアシストグリップをステンレスバーに交換

アシストグリップを外したついでに、ステンレスバーを設置。

詳細は、関連記事：JB23W ジムニー　アシストグリップをステンレスバーに交換

効果

効果としては、炎天下に駐車していても天井からの放射熱を全く感じなくなりました（ただし車内温度は車体を通じて上昇していましたが、いつもよりは低い印象）。

雨音に関しては、まだ大雨の日がなく分かりません。

副効用として、ドアのデッドニングに比べ、音楽の低音がとても引き締まって聴こえるようになったのはうれしい誤算でした。これはデッドニングの面積が広いことが影響しているかもしれません。

ドアの開閉音も「バタァァンンン・・・」から、中型乗用車クラスのような「バタム」と重厚感のある音に変化し、手をかけた分、所有する喜びがある愛車になりました。

感想としては、ハードルは高いですが、全ての軽自動オーナーにオススメしたいと思いました。ただ断熱材はもう少し薄くても良かったかもしれません（内張を元に戻しにくく、またビスの穴もずれる可能性が高いです）。