【GW ドライブ】国道292号 浅間・白根・志賀さわやか街道 の自然の景観がとても素晴らしい

ゴールデンウイークを利用して、2車中泊3日で行ってきました。新潟経由で志賀高原~草津温泉~富岡製糸場と回りました。

コロナ禍で旅行は自粛。それなら車中泊なら感染リスクも低いので旅行できるのでは?

ということで以前から行ってみたかった草津温泉を目的地に、車中泊の準備だけで夕方にふらっと出発。大変でしたが美しい自然と思いがけない発見がたくさんあり、とても楽しいドライブ旅行となりました。

折りたたみの布団とマットレスを後部座席に詰め込み、必要最低限のキャンプ用具一式を積み込み、取り敢えず出発。

新潟~燕三条~十日町市

新潟市を22時過ぎに出発

新潟市の 黒崎IC を降りたときには、22時近くなっていた。周辺には空いている飲食店はまばらで、IC降りてすぐのところにうどん屋を発見。

角中うどん 黒崎店で腹ごしらえ。肉うどんが名物らしい。

甘目のつゆの美味しいうどんを頂きました。ご馳走様でした。

腹ごしらえ終わったところで、草津温泉に向かって行けるところまで運転再開。これ以降の道中に深夜営業の飲食店はほとんど見当たらないため、ここで腹ごしらえが正解であった。

しかし、見知らぬ土地をドライブで楽しみたいということで高速道路を使わず国道を走行したのだが・・・これが大変裏目にでてしまいました。

燕三条市内で足止め 越後川口ICまで高速道路で行くべし!

道路は見通し良い直線で2車線あり大変運転しやすいのですが、夜間なのにことごとく信号につかまる!!点滅じゃないの??ここで大変な時間のロス。

ここは高速道路代をケチらず越後川口ICまで高速道路で行くべきだった。下調べしていないのが裏目に・・・

道の駅 信越さかえ で力尽き車中仮眠

頑張って深夜まで運転したが、車中泊できるような閑静な場所が見つからず、ようやく山道に入ったところで道の駅発見、すでに先客である数台の車が停車していた。

ヘッドライトとエンジン音で先客たちを起こさないよう、静かに停車。ここで朝まで仮眠としました。

国道沿いなので、トラックの走行音が夜中も響き熟睡は難しかったが何とか仮眠。

明け方になると今度は電車の走行音が?!夜中は気づきませんでしたが、近くに飯山線が国道に並走していました。

明るくなってみると、直売所もありました。

栄村直売所・かたくり

2022年8月1日

栄村農産物販売所<栄村直売所・かたくり>が道の駅・信越さかえ・またたび隣に開設しています。この施設は、東日本大震災復興交付金を利用して建設され、地元・栄村産の新鮮な農産物を各種取り揃えています。

営業時間 午前9:00~午後5:00 TEL 0269-87-3260

長野県栄村公式サイト http://www.vill.sakae.nagano.jp/docs/923.html

営業開始時間は9時であったので、トイレだけ拝借して運転再開。

千曲川 を眼下に望む絶壁の渓谷

運転再開して間もなく栄村役場辺りで千曲川が絶壁の下にみえるポイントに。

栄村役場の駐車場に車ととめ、眼下に千曲川の望む景色を撮影。なかなかの迫力の絶壁だ。

上野チェーン着脱場 緊急時の休憩・仮眠に良さそう

道の駅さかえから南下すること20分強、道沿いに屋根付きの大きな駐車場?を発見。しかもトイレも完備。Google Mapで調べてみると、チェーン着脱場のようだ。

日差しと雨を完全ブロックしてくれる。

徒歩で行ける距離にコンビニとコインランドリーも!!

コンビニとチェーン着脱所の間にはレストランも

チェーン着脱所の駐車場端には自動販売機も

トイレも立派できれい。

大きな屋根で雨風や日差しも遮ってくれる。奥にみえるのがトイレ。

アルプス山脈を望む景観もあり、車中泊に完璧な条件が整っているところでした。あと20分頑張って運転していればここで仮眠がとれたかも。

ただしあくまでも『チェーン着脱所』ですから、目的外使用は最低限に留めるのがマナーでしょう。

志賀高原

木戸池温泉ホテル

長野・群馬の県境に向かって山道を登っていくと、唐突に温泉ホテルが出現。

なかなか歴史のありそうな建物。

ホテルは木戸池のほとりにある。看板をみて志賀高原に入ったことを初めて知る。

国道292号 浅間・白根・志賀さわやか街道

さらに群馬県草津温泉を目指して県境の山道を登っていくと徐々に景観が変わっていく。

長野県側は白樺と熊笹の群生となっており、とても美しい景観です。

白樺の群生。標高が1,000~1,500 m になったことを知らせてくれる。

いよいよ頂上が見えてきました。さぁ群馬県に向けて運転再開。

熊の湯スキー場

木戸池温泉からさらに登っていくと・・・

途中、右手にスキー場を発見。熊の湯スキー場らしい。温泉もあっていい感じの雰囲気。

横手山・渋峠スキー場

更に国道292号を登っていくと、国道左脇にスキーのコースが出現!!

見たことない光景である。

迷路のように林間をすり抜けるコースは楽しそう。

眼下に林間のスキーコースと遠くには飛騨山脈を望む壮大で美しい景色。このスキー場でいつか滑ってみたいな。

渋峠ホテル 群馬・長野県境

いよいよ山頂というところで、県境をまたぐ渋峠ホテルに到着。人・人・人、車・車・車・バイク・自転車とコロナ禍がウソみたいに大変な混雑。

ちょうど半分で建物が県境をまたいでいる。

少し歩くとスキー場の頂上がみえる。

芳ヶ平自然休養林

手つかずの自然がそのまま残る「芳ヶ平」そして、特色のある草津や万座の温泉。
樹氷の美しい横手山では11月から5月の春スキーまで楽しめます。


池塘のワタスゲが風にゆれる

草津白根山の北面の裾野に広がる芳ヶ平は広大な草原で、中央は10haの高層湿原を形成しています。自然休養林は、ここから横手山までの標高2,000mを超える山々に位置し、面積約960haの亜高山帯森林です。
芳ヶ平の湿原には、ワタスゲ、ヒオウギアヤメ、ツルコケモモなどが育ち、草原にはクロマメノキ、アカモノ、ガンコウラン、リンドウなどの高山植物の宝庫です。特にワタスゲで湿原が真っ白になる7月頃から紅葉の季節が見事で、新装された芳ヶ平ヒュッテに宿泊して自然を満喫するのもお勧めです。

夏のやわらかな日射しに光るワタスゲ。秋の透きとおった大気に映える草紅葉。芳ヶ平の湿原周辺歩道あたりには、季節ごとにちがうオリジナルな色彩が生まれ、周囲の山々と鮮やかなコントラストを描く。山の装いは変わっても、そこはいつも厳しくて優しい、自然のリズムが聞こえてくる。


志賀草津ルートから芳ヶ平展望


多くの池塘がある

紺碧の空の色が写る夏の池塘

冬は雪に埋まる
関東森林管理局公式サイト https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/invitation/sizenkyuuyourin/08.html

芳ヶ平自然休養林。

国道の脇は、スキー場の林間コースになっていました。

GWなのにまだ滑れるのね。

標高2,172mの国道最高地点 "渋峠" 自転車に注意

長野駅から標高2,172mの国道最高地点 "渋峠" を目指す上級山岳コースです。
国道最高到達地点の石碑は、サイクリストなら一度は行きたい憧れのフォトスポットです!
また、群馬県との県境にある渋峠ホテルでは、「日本国道最高地点到達証明書(1枚 100円)」が入手できるほか、看板犬のマーカスくんが癒してくれます。

※渋峠へ至る国道292号線(志賀草津高原ルート)は、例年4月下旬開通です。
※国道最高到達地点石碑の先にある「雪の回廊」はルート開通からGW頃まで楽しめます。

https://www.nagano-cvb.or.jp/modules/cycle_model/page/16

上記のように、渋峠に至る国道292号はサイクリングコースとしても有名なようです。実際運転していて何台かすれ違いました。運転には注意が必要です。

群馬県側にほどなく入ると、左手に日本国道最高地点脾を望み、更に下った赤丸の駐車場で横手山を撮影することにした。

Google MAPで確認すると、写真のような風景と思われますが、間違えてたら誰か指摘してください。

群馬側は長野側に比べると、壮大な景色に乏しく、写真はこれで終了。ひたすら峠道を下って草津温泉を目指した(草津温泉編へつづく)。

小括

なんの予備知識もなく、GW にカーナビを頼りに新潟から草津温泉に向かったら、とても素晴らしい景観の 国道292号 浅間・白根・志賀さわやか街道 のドライブを体験できた。

ただし残雪によるタイヤのスリップや自転車には気を付ける必要がありそうだ。

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