FLOWのビンディングを新調 NX2-TM
firstloverockets321FLOWのビンディングはリアエントリーシステムを採用しており、ハイバックが後ろに倒れ、足を差し込むだけで着脱が容易であるため、2009年頃より愛用している。
リフトを降りたあと座り込まずにすぐに履けるので、リフトを先に降りたスノーボーダーを追い越して滑り始められるのが気持ち良く愛用していたFLOWのビンディングも、ここ10年で大分進化しているようなので、新調してみた。
目次
FLOW M7 Bindings 2009
ラチェットが金属製で経年変化で固結
２本目のボード購入時に装着したFLOW Bindings。ブーツの脱着がとても楽になって愛用してましたが、経年変化でまずは金属製のラチェットの可動性が低下し、その後、合皮部分の劣化による剥離が始まってしまいました。年度が古いモデルでハイバックローテーションも出来ないことから、遂に買い替えすることに。
FLOW NX2-TM
NX2シリーズとは
NX2のシンプルバージョンです。耐久性、軽量化に優れ、オールラウンドに活躍するNX2と同じ、アルミベースプレートをベースにしたTMは4つ角をロッカー形状にすることで、ボードのナチュラルフレックスを引き出し、素早い力伝達を可能にします。ハイバックはグラスナイロン素材の1枚アシンメトリックハイバックにすることで、数グラムの軽量化を実現しています。とてもシンプルなExoFrameストラップはラインナップの中で最軽量でしっかりとした締め付けとフィット感を提供します。ハイバックを倒すと足入れ間口が大きくなるActiveStrapテクノロジーと新しいSlipnSlideフットベッドを搭載することで今までにない簡単な脱着を可能にしました。ライダーのTim Humphreysのようにクリエイティブに雪山全体を攻めるライダーにピッタリなバインディングです。Hybridバージョンより従来の2ストラップに近い感覚で使用することが可能です。
https://www.flow-bindings.com/ja/men/537-nx2-tm.html
ストラップがメッシュ状に、ラチェットがプラスチック製に
CAMOSSという迷彩調のグリーンが気に入り、ネットで購入。ストラップがメッシュ状になっており、軽量化が図られている。ストラップ部分に合皮がないこと、ラチェットがプラスチック製であることから、耐久性に期待できる。購入したのはFUSIONタイプのストラップモデルで以前からのリアエントリーに慣れているボーダー向け。FLOWが初めてのボーダーは普通のビンディングとしても使用できるHYBRIDタイプを勧められている。
ベースプレートにパッドが着いた
左がNX2-TM、右がM7。ベースプレートの上にパッドが装着されたため、高くなっている。
ディスクプレートがアルミ製に
左がNX2-TM、右がM7 。ディスクプレートがプラスチック製から金属製になった。
高級感のあるディスクプレート。固定用の穴からスリット上に変化しており、より細かいセッティングができるようになった。
進化したポイント
着脱がより容易に
リアエントリーでもストラップをタイトにするとブーツの着脱に難渋することがあったが、ラチェットが金属製からプラスチック製になったこと・ストラップバンドが完全にストラップの外側になったこと、でリアエントリー時にストラップを容易に緩めやすくなった。
荷重に対する反応性の向上
以前の滑り（過去記事：SALOMON LAUNCHを履いて初滑り★）に比べて、アルミ製ディスクプレートとパッドが装着されたことで、荷重によるボードの反応が鋭敏で、カービング時にドラグもしにくくなった。
