【車中泊】ロール式 すのこ 自作で フルフラット
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車中泊 フルフラット のボードは収納に困る
車中泊 の時、フルフラット だと安眠でき疲れがたまににくい。しかし、フルフラット化に使用するボードはとても重いし邪魔である。
ボードの代わりに巻き簀の子(ロール式すのこ)であれば、軽量で収納も容易であり、幅も適宜調整できるとメリットが多そうと考えました。
市販の簀の子を加工して流用しようと、ネットなどで使えそうなものを探してみたが良さそうなものが見つかりませんでした。
そこで車中泊用に簀の子(すのこ)を自作してみました。
準備するもの
角材1×4

コメリにて1×4材を購入。長さが180cmあるので、使用する長さにあわせて切断も一緒に依頼。
今回は、ジムニーの助手席の縦方向にあわせて90cm(シフトレバー側1本だけ60cm)に切断して使用。
結局3本購入し、半分に切断して6本になりましたが、幅は約9cmなので、5本だけ使用することに。
かばん用テープ

ダイソーで購入したかばんテープ。今回は3本使用しました。
タッカー

今回は手持ちのものがありましたが、なければダイソーの工作用タッカー(300円)でも可。

やすり

コメリでマジックやすりを購入。木材切断時のささくれをとるために購入。
よりフルフラットを目指すなら 骨組み製作 がオススメ
シートの上に簀の子を設置しても良いのですが、よりフルフラット化を目指すなら、骨組みの上に設置がオススメ。
イレクターパイプを使用した骨組み製作には、参考にしたブログを以下にご紹介します。
骨組の製作
イレクターパイプで、ベッドの骨組を作ります。
検討する際はネットで他の方がアップされている寸法が随分参考になったので、同じように私も簡単な図面をアップします。
長さはパイプそのものの長さ、括弧で書いている長さはパイプ同士の接続までの長さです。接続部分に記載したアルファベットに対応するジョイントを右上表に書いていますが、小さいので下の表に整理しました。
イレクターパイプを使ってベッドを自作 車中泊ステーション
番号 イレクター品番 スペーシア品番 個数 A J-5 PJ-002 4 B J-7B PJ-201B 1 C J-4 PJ-001 1 D J-12B PJ-100B 3 E EF-1200S JB-401 4

私は、分解して収納できるようにパイプを接着しておりませんが、容易に脱落するため、後ろ脚2本なくしました・・・
タッカーにてお手軽組み立て
角材間隔は2枚分にすると折り畳める

間隔を角材2枚分の厚みにすることで、両面どちらからも折り畳めるようにしました。

タッカーで縦2針横2針ずつ固定。

1×4材2枚分の厚みがクッキングシートの箱とほぼ同サイズでした。ラップやアルミホイルの箱も使えるかも。

ボードだと置き場に困りますが、簀の子だとこのように折り畳んで収納できるので、粗大ゴミ化しないために重要。
ロール式簀の子 を助手席に設置
助手席のヘッドレストを外して、シートを前方に移動しリクライニングを最大に倒します。


イレクターパイプの骨組みを設置。

ロール式簀の子を載せたところ。

イレクターパイプの骨組みの後ろ脚がないため、ランバーサポート部分が出っ張っておりフルフラットになってませんが、設計図通りに骨組みの後ろ脚をちゃんと設置すればフルフラットになります。
使用レビュー
簀の子だと横幅の調整が容易
適当に作成しても横幅の調整が利くので、シート部分にぴったりとはまります。
木材の良い香りと消臭効果
人工の芳香剤は苦手で、車内には生活臭が漂っていましたが、すのこ使用による消臭効果と木の香りが予想外のうれしい副効用でした。
車内テーブルとしても有用

写真のように簀の子の間を詰めるとフラットなテーブルとなり、気軽に飲み物を置けるのが便利。
強風時に車内クッキングしましたが、安定したテーブルとして有用でした。