【ソロキャンプ】火起こし器 で 一人 BBQ

キャンプでの火起こし

火起こし器で着火した炭を、BBQコンロに並べるのが、一般的だが、この炭がちゃんと着火するまで結構時間がかかります。

しかもこの火起こし器、煙突効果で着火直後より熱風が上昇してきます。この熱、調理に使えないかなと思ってネットサーフィンしてみると、軽RV紀行 軽キャンで車中泊とキャンプ旅さんより『火起こし器でBBQ』 というブログ記事を発見しました!

火起し器でBBQ~? ― 2011/01/09 23:08

FD火起し器でBBQ1

≪ 前 略 ≫

そして、この日の昼食はいつものようにBBQ。
キャプテンスタッグの「炭焼き名人 FD火起し器 M-6638」で焼きました。

って・・・

え~っ! 火起し器でBBQ~!?
火おこし器はBBQをする道具ではありませんが~(笑)

でも、これが意外といけるのです。
火おこし器の上に小型の網をセットすれば、BBQも楽しめるのです。
(一人もしくは二人用ですが)

FD火起し器でBBQ2

筒が縦長の為、十分な火力を得るためには底上げが必要ですが、
その工夫さえすれば、十分にBBQが楽しめます。

折り畳んだ時もかなりコンパクトになりますので、
どこにでも持って行ける感じが頼もしいです。

なお、火おこし器の下にはステンレス製のトレー(100均)を敷き、
地面へのダメージに配慮しました。

-2010/12/11- ~2010最後の冬キャンプ~

軽RV紀行 軽キャンで車中泊とキャンプ旅より『火起こし器でBBQ』https://k-rv.asablo.jp/blog/2011/01/09/5631099

筒が縦長の為、十分な火力を得るためには底上げが必要とのこと。それならば100均(セリア)の火起こし器が良いのでは?

100均(セリア)の火起こし器が火力を得るのに丁度よい高さ

そこでセリアで火起こし器を購入。

ブログで紹介されていた 炭焼き名人 FD火起し器 M-6638 が高さ20.5cmに対して、セリアの火起こし器の高さが15cmと5cmほど低いため、火力は期待できそうだ。

これまた100均のアルコールバーナー五徳を網の間に入れることで、空気の通り道の確保と火加減の調節ができる。

これは台所で火起こし器を使用してBBQしている様子。

火起こし最中でも、火起こし器上端では 170℃ 近くに達する

まだ炭の下の方に着火しただけだが、煙突効果で熱風が集中的に上昇してきます。上部の温度は170℃に達しており、トースターやグリルの中火に相当します。

これを調理に使わないのは時間と熱量の無駄である。

火起こし器追加でダブルコンロへ

炭に着火したら、火起こし器をダブルにすることも可能。重ねることで2つめの火起こし器の炭にもすぐ着火します。

湯沸かしにはセリアのアルコールバーナー五徳で空気の通り道を確保せよ

この火起こし器、小径のため、ヤカンや鍋を直接置くと空気の通り道を遮断して火が消えてしまいます。そのため、上写真のように100均のアルコールバーナー五徳を上に乗せると空気の通り道を確保できます。中でもセリアのアルコールバーナーは側面に穴が空いているためベストだと思います。

焚火台として火起こし器は使用できる?

検証してみようかと考えていたところ、すでに がじぇみつ さんのブログ記事がありましたので、以下概要をご紹介。

【100円均一】セリアの火起こし器は焚火台として使えるのでは!?【失敗談】

2022.10.03

≪前 略≫

準備が整ったところで、焚き火を開始していきましょう。

初めは小枝から。

着火は簡単に成功し、序盤の火の勢いもとても良い

構造上の空気の流れがうまく作用している様ですね。

どんどん枝を大きくしていきます。

火力も上々。

近くで写真を撮るのも熱いと感じるほど火が大きくなってきました。

「焚火台テスト成功だな」と思いつつ、焚き火をしていましたが不穏な空気が。

一定時間焚き火をしていた影響で、底部に炭や灰が溜まって空気の取り込み穴が塞がってきた様です。

長めな筒状という構造もあり、下部の穴が塞がってしまうと完全にお手上げ状態

不完全燃焼改善のため、火吹き棒で空気の入れ替え。

吹くと問題なく火力も戻りますが一時凌ぎな印象。

その後もテストは続けましたが、不完全燃焼が頻発するため諦め…

焚火台としてのテストとは言えキャンプ中だったので、いつもの「DAISOステンレス蒸し器」に焚き火を移行しました。

ひっくり返して炭を移した時にびっくりしたのですが、しっかりとした熾火状態の炭が出来上がっていました

継続しての燃焼は設計思想的にも無理ですが、さすがは火起こし器という性能。

この熾火を使って、楽しく焚き火しました(笑)

焚火台としてのテスト結果

テスト結果をまとめると、「火起こし器としての性能は申し分なし、ただし焚火台としての運用は不可」となります。

うーん、残念…そりゃそうだ!という結果に終わってしまいました。

素晴らしい熾火が出来たことに関しては大満足ですが、それなら初めから別の焚火台使えば良い話で…。

起こして、BBQする時にしか活躍出来る機会は無さそうです。

がじぇみつ

youtubeもやってます!このブログ共々宜しくお願い致します!

結論としては焚火台としての運用は不可とのことでした。残念!

まとめ:火起こし器でBBQ ソロキャンなら『あり』

セリアの火起こし器でBBQをするメリット

① 火起こし最中の熱でも調理可能(時間と熱量の有効利用)

② BBQグリルが不要となる

③ 100円で使い捨ても可能

④ 少ない炭で最大の火力を得ることができる

デメリットとしては

① 小径であり、一度に焼ける量が限られる(ソロキャンプ向け)

② 火力の調整が難しい(オガ炭がオススメ)

③ 空気の通り道の確保や火力調整に別途五徳が必要

とメリットがデメリットを大きく上回りソロキャンパーにはオススメ。

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