【モバイルSuica】Android 7.0 で エラーコード:Z003 が表示され モバイルSuica が起動しなくなった

2018年01月23日、ガラケーの モバイルSuica が利用できなくなり、中古の Android 4 .0 端末 を購入(過去記事:おさいふケータイを『ガラケー+EZweb』から『3Gスマホ+モバイルWIFI』へ機種変更)。そして2021年2月23日、Androidスマートフォンの一部機種(Android OS6.0未満の機種など)で モバイルSuica サービス終了。そこで中古のAndroid 7.0端末(Galaxy S6 SC-05G)を購入し乗り換え。

今回、特にアナウンスはなかったのに、Android 7.0端末で モバイルSuica がある日を境に起動しなくなった。

手持ちの Galaxy S6 SC-05G は Android 7.0 だがモバイルSuica 6.3.Xのアップデート後、エラーコード: Z003 が表示され起動しなくなった

気づいたのは2024年07月02日、都営バスに乗車し、モバイルSuicaにチャージしようとしたがアプリがエラーメッセージ(上写真)にて起動しない。

いずれ現在2024/8/30更新のアップデートではバージョン6.3.3なので、6.3.1か6.3.2のいずれかのアップデート後のタイミングということになる。

対応策

対応策① 端末の電源 および モバイルSuicaアプリの再起動

スマホは基本、1か月以上再起動していない。キャッシュの蓄積やアップデート待機で動作が不安定になっている可能性あり、まずは再起動。しかし、端末の再起動後もモバイルSuicaを起動すると同様のエラーメッセージが表示され操作できない。

対応策② 通信ネットワークの切り替え(WiFi環境/モバイル通信環境)

通信エラーの場合は通信ネットワークの切り替えで改善する可能性もあるが、Z003 のエラーメッセージは依然表示された。

対応策③ ストレージ消去

モバイルSuciaサポートで、エラーコード:Z003が表示された場合の対処法として、ストレージ消去を試すことを勧めている。

モバイルSuicaサポート【JR東日本公式】

@JR_Mobile_Suica

モバイルSuicaアプリ(Android)でエラーコード:Z003が表示された場合、以下の手順によりストレージ消去をお試しください(表記は端末により若干異なります)。

1.端末の[設定]をタップ

2.[アプリ]を選択

3.[モバイルSuica]を選択

4.[ストレージ]を選択

5.[データを削除]又は[ストレージを消去]を実施

上記のやり方でストレージを消去したが、やはりエラーコード:Z003が表示される。

対応策④ 再インストール

モバイルSuicaアプリを一度アンインストール→再インストールを行うことで、解消・解決することが期待されます。

しかし、結果は・・・やはり同じエラーコードが表示された。

対応策⑤ 端末OSのバージョンアップ

一番ハードルが高いのが、端末OSのバージョンアップだ。

Android端末の場合、Android 7.0から8.0にバージョンアップするのは不可能なことが多い。

唯一できるのがアップデートだが、以下の手順でできるが、通常は自動アップデートされているはずである。

Android のバージョンを確認して更新する

デバイスの Android バージョンを確認する
  1. デバイスの設定アプリを開きます。
  2. 画面下部の [デバイス情報] または [タブレット情報次の操作 [Android バージョン] をタップします。
  3. [Android バージョン]、[Android セキュリティ アップデート]、[ビルド番号] を確認します。
デバイスで利用可能な最新の Android アップデートを入手する

通知が届いたら、通知を開いてアップデートの操作をタップします。

通知を消した場合やデバイスがオフラインになっていた場合は、次のようにします。

  1. デバイスの設定アプリを開きます。
  2. [システム次の操作 [ソフトウェア アップデート] をタップします。
  3. アップデートのステータスが表示されます。画面に表示される手順に沿って操作します。
https://support.google.com/android/answer/7680439?hl=ja

Android 7.0から 13.0 へバージョンアップ(端末買い換え)

仮にAndroid 7.0から8.0へバージョンアップしても、1~2年以内に不具合や使用不可となる可能性が高い。

根本的な解決は、比較的新しいAndroid OSへ大幅にバージョンアップすることだ。

そのためには端末の買い替えしかない! バッテリーの寿命を考えても買い替えの良い機会かもしれない。

そこで中古端末を探すポイントは以下の通り。

5000~10,000円で最新のAndroid OSモデル

完全な私見だが、5,000円未満の商品はほぼガラクタと思った方が良い。数か月~1年程度の使用見込みでなければ避けた方が良いだろう。

そして同じ価格ならなるべく最新のAndroid OSモデルを選ぶことで、より長く使える可能性が高くなる。

安心の日本製端末

中華スマホは安くて高性能だが、裏があると思って良い。問題となるのは、セキュリティと耐久性だ(関連記事:Huawei を含む中華製端末は 個人情報漏洩 対策が必要か)。

やはり日本人なら安心の日本製を選ぶのが無難だろう。

イオシスで探してみると、ありました! docomo arrows Be4 Plus F-41B White。Android OSも13.0!

中古のAndroid 13.0 端末(arrows Be4 Plus F-41B)購入

イオシスで注文後、5日で商品が到着!!

左:Galaxy S6 SC-5G 約 5.1インチ。右:arrows Be4 Plus F-41B 約5.6インチ。中古といえ、綺麗です。

裏面にも目立った傷はほとんどありません。中古Bランクで十分!

電源投入。初期設定を完了す。

モバイルSuica のお引越し(端末の変更)は おサイフケータイアプリ で

さてモバイルSuicaのお引越し手続きをしなければなりません。

端末の変更手順は、JR東日本公式WEBサイト モバイルSuica のページに記載があります。

通常は、会員メニュー画面で[カードを預ける(機種変更)]にて引っ越し準備をします。

ん?ちょっと待って。Z003のエラーコードが表示されて、会員メニューが開けない場合はどうすれば良いのですか?

モバイルSuicaのよくあるご質問の中に、おサイフケータイアプリを使用したSuicaの移行手順の記載がありました!

【おサイフケータイアプリでSuicaを移行する手順】

上記の手順でうまくSuicaを移行できない場合はこの手順をお試しください。

新端末のおサイフケータイアプリに、旧端末と同じGoogleアカウントでログインしてください。

(※Googleアカウントが異なる場合は移行できません。旧端末のSuicaは退会のお手続きとなります。)

【手順① 旧端末での操作(カードの預け入れ)】
  1. 旧端末(以前ご利用の端末)のおサイフケータイアプリを起動する
  2. 「マイサービス」を開き、Suicaカード右上の「メインカードの確認・切り替え」をタップ
  3. 「カードを預ける(機種変更)」をタップして進み、カードをサーバーに預ける
  4. 複数枚のSuicaを移行する必要がある場合は、全てのSuicaに対して1~3の手順を行う
【手順② 新端末での操作(カードの受け取り・再設定)】
  1. 新端末(Suicaを再設定したい端末)のおサイフケータイアプリを起動する
  2. 「マイサービス」を開き、「交通系ICカードの受け取り」をタップ
  3. 「受け取るカードの種類の選択」で、「モバイルSuica」をタップ
  4. 「受け取る」ボタンをタップ
  5. 複数枚のSuicaを移行する必要がある場合は、全てのSuicaに対して1~4の手順を行う
JR東日本公式WEBサイト端末の変更・交換/退会(払いもどし) > 【端末の変更・交換】Android端末から、別のAndroid端末へ。 https://www.jreast.co.jp/mobilesuica/procedure/chg_model.html

これで新しい(中古)スマホに無事にモバイルSuicaをお引越しできました。

Suicaのアデリーペンギンも笑顔です(気のせい)。

結論:エラーコード:Z003 はAndroid OS のバージョンアップ(新しい端末へ買換え)が必要かもしれない

エラーコード:Z003 が表示され、モバイルSuicaが起動しなくなったら、再起動・通信切替・ストレージ消去・再インストールを試してみる。それでも解決しなければ Android OS のバージョンアップ(新しい端末へ買換え)が必要かもしれない。

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